あるきながラジオ#15 労務管理、効率悪い部分多すぎだからflucleが変えたい(同志募集)という話 with 三田さん

TimeCrowd代表があるきながら語るポッドキャストのweb版です。
音声はこちらで聴くことができます。


2019.3.17

西小倉 今日もflucleの三田さんがゲストでいらっしゃってます。よろしくお願いします。

三田 よろしくお願いします。

西小倉 前回はハードワークとホワイト企業の話で、課題感とか新しい働き方とか話しましたけど、その続きですね。今回15回目ということで、僕のポッドキャスト色んな人に聞いてもらってるんですけど、やっぱりテキストではわからない想いというか、ニュアンスとか、音にすることで伝わるから…。
うちの会社に興味持ってくれてる人に音で伝えると、ミスマッチも防げるし今後も続けていきたいと思っているんですね。

三田 社内にも共有してるんやっけ?

西小倉 そうそう、社内にも共有してる。こういうこと考えてますよみたいな。でも社員は誰もインタビューに答えてくれないっていう(笑)みんなミーティングの時にも顔出さないし、そんな時間あったらコード書いてたいですっていう感じなんで。

三田 すごいね、なんか(笑)

西小倉 そうそう、色んな人がいる。それもある意味ダイバーシティだよね。顔出したい人、出したくない人いろ色々いて、それを自由にしても上手くいくような会社の仕組みを作っていくという感じなんですけど。
三田さんのflucleへの想いは、お酒を飲む中でも色々聞いてるんですが、今、絶賛人募集中なんですよね?幹部候補というかCOO候補…。

三田 うん、夢を持ってる同士をね。

西小倉 社労士人口は今どれくらいでしたっけ?

三田 社労士の資格を持ってるのは、4万人くらいいて、開業社労士っていう自分で業をなせるのが2万人くらい。

西小倉 ターゲットとしては、4万人の中の誰かってこと?

三田 そうそう。4万人の中じゃなくても、逆に労務管理をやってきたっていう人も含まれるからもうちょっと多い。

西小倉 企業の人事担当で労務で、総務でもいいかもしれないよね。総務か人事の担当で社労士とかと連携してた人。そうなると結構な人数ですよね。

三田 うん、結構増えるかな。

西小倉 その中で、ベンチャースピリットっていうか、能動的に考えて色々前のめりにやっていける人。

三田 そういう人が欲しいね。なんか、社労士事務所とかに勤めてると結構分かることがあって、社労士の世界って、すごい非効率なことをしてるなってことがあるのよ。労務関係1つとっても、例えば保険手続きも全部紙でやってて、お客さんとFAXでやりとりしてそれで年金事務所とかハローワークにみんな出しに行くみたいな。

西小倉 うーん、2019年なのに。

三田 そうそう。だから「ハローワークに行く係」とかあるのよ。「今日は新宿と渋谷のハローワークに行ってきます。他に誰か出す人いませんか?」って。それで行って、待ち時間とかも長いから2時間くらい帰ってこないみたいな。

西小倉 それで半日終わるみたいな。

三田 そうそう。そういうことが多くて、それを解決したのがスマートHRで。でもそれ以外も社労士事務所って、もっと効率化できるところがいっぱいあるよね。
例えば、今やってる就業規則を、お客さんからヒアリングするより先に全部情報を集めといて、もう出来上がった状態からスタートできるとか。

今後労務相談もある程度自動化できると思うし。色んなテンプレートとかも、なかなかまとまったテンプレートって世の中にないけど、それをまとめて、会社名と社員名とか自動的に入るようにしてすぐに使える書類ができたりだとか。
結構細かいけど、あるとすごい便利っていうのがいっぱいあって。なんかそういうことに対して、課題意識を持ってる人を採用したい。

西小倉 なるほどー。

三田 社労士会がどうのこうのではなく、企業の労務管理ってもっといい形があるんじゃない?というのを実体験で持ってる人だと、すごくうちの会社は楽しめると思う。

西小倉 わかるー。別のポットキャストでも話したんだけど、オペーレーション変えたくない既存の人はいるわけじゃないですか。例えば、この前はんこ業界が、はんこなら本人じゃなくても捺印できるから、スピーディーに意思決定ができるから、物理的なはんこは継続してほしいっていう要望書の話とか。

三田 あー、それ見たことあるそれ!

西小倉 でもそこではんこが売れなくなるからとか、オペレーションが変わっちゃうとか、なんか僕らが求めてるのもそうで、仕事がなくなるから嫌っていう理由じゃなくて、今ある仕事が効率化されても仕事が0になるわけじゃないから、新しいことをどんどんやって行こうという人を求めてるんですよね。

三田 そうそう!しょうがないと思うよ。そのはんこの話もそうだけど、「はんこなくなったら仕事なくなるんちゃうか?」っていうのは、確かにそうではあるし。

産業革命の話もよく出るけど、産業革命が起こっても労働人口は減ってないっていう議論はあるけど、失業者は増えてるからね。結局、コンバージョンできなかった人たちは失業したし。サービス業が増えたから最終労働人口は変わってないように見えても、実際、一部の人たちは失業したからね。

西小倉 暗い思いした人もいるからな。今既存の状態を守ってる人も、そういう可能性はある。

三田 まあ、あらゆる業界で、士業と呼ばれる業界はある程度やられてるし、医者でもそうだし。失業者も出るだろうけど、結局誰かがやる。

例えば俺が社労士会とかに潰されたとしても、じゃあ違う人がやりますと。ビズリーチとかがやりますってなったらもう勝たれへんし。っていう話になるから、それやったらその段階で、どこに勤めてどういう風にやっていくか自分のキャリア描いて考えないといけないよね。

西小倉 うんうん、この前OYOっていうインドの不動産業界が日本にいきなり来て、今すごい勢いだよね。やっぱり日本の不動産業界もすごくガチガチで効率悪く、なんか宅建の免許持ってる人が説明して。それが付加価値になってて不動産テックって参入し辛かったけど、いきなりインドから来て、審査なしで空き家にお試しで泊まれて、なんかもう僕が欲しかったやついきなり全部やっちゃうんかっていう(笑)。
なんか、いきなりそうなっちゃうから、日本人同士戦ってる場合じゃないよね。

三田 その通り!

西小倉 ソフトバンクの孫さんも国内でやろうという気がなさそうだよね。もう海外にどんどん行こうっていう。

三田 そうそう。だから世界に革命を起こして行こうよっていう話ですよ。flucleも。みんな変える側に回らないと。

西小倉 そういうことねー。でもまあ、freeeとか、マネーフォワードのおかげでバックオフィスが楽になって、それで本業に集中できるようになったわけですよ。flucleがやろうとしてることとか、うちがやってることもそうだよね。

三田 そうそう。

西小倉 なので、みんなで分業で日本全体の株式会社があって、flucleとかがそこの労務を担当するっていう感じですよね。

三田 なんか俺らの会社は法律家っていうのもそうだし、flucleが入ってるからとりあえず安心だよねくらいの立ち位置は取りたい。

西小倉 面白い。そこに至った経緯とかも次回、聞けたらと思います。flucleを僕は応援してまして、いい人が採用できたらと思ってますんで。

その時に「flucleいいよ」って誰かに紹介する時に、元々三田さんはなんで色んな職種がある中で労務っていう業界を選んでるのかとか、そういうのも次回以降に聞きながら深堀りして行けたらなと思ってます。

三田 ぜひぜひ!

西小倉 はい、それでは今日は以上で!ありがとうございました!

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