本音と建て前とは?

仕事でも私生活でも本音だけで生きていけたら楽なのに…と考えてしまうことがあります。あまりにも建て前ばかりでは、何が本音なのか見失ってしまうといことはないでしょうか?また意見を述べず、その場限りで同調ばかりしている相手だと、「真剣に考えているのか?」と疑問に思ってしまうこともありますよね。

ただ、建て前が仕事内でも蔓延している日本では特に本音だけで生きていくことはできません。また、本音と建て前を使い分けることは当たり前のように考えられていますし、コミュニケーションを円滑にするためには必要不可欠だと考えている人が多いのも事実です。

今回は、この本音と建て前についてお伝えしたいと思います。

なぜ建て前が必要なのか?

Wikipediaによると「本音と建て前」は

何かしらに対する人の感情と態度との違いを示す言葉である

と、書かれています。また「本音」とは、

全く自由な心の働きによって形作られる

ものであり、「建て前」とは、

「表向きの方針」とも解され、実際の方向性はともあれ、対外的に表明される

と記されています。

では建て前はなぜ必要なのでしょうか?正直、場合によっては回りくどかったり、あまりにも多用しすぎると胡散臭く感じてしまいがちです。
いくつか例を見てみます。

仕事編

仕事では上司に対してや、クライアント先に対して使うことが多いと思います。逆に、上司が部下を傷つけないように建て前で話す場合もあると思います。

例)
上司「この案はどうかな?」
部下「私も賛成です。いいと思います。(前も同じようなことやったけど・・・)」

例)
上司 「今度、飲み会開こうか?」
あなた「そうですね。皆さんの予定を聞いてみます(行きたくないな・・・予定が合わなかったことにしよう)」

全くいい案だと思っていなくても、上司を建てるためにまずは同意したり同調したりすることの方が多いのではないでしょうか?真っ向から、反対意見を述べる人はまだまだ少ないと思います。

もし、反対意見を述べたい場合でも、「そうですね。○○さんの意見もいいと思いますが」のように同調したり、上司への気遣いを忘れないように気をつけて意見する方が多いと思います。

私生活編

私生活でも建て前が、必要になる場面はあります。下記を見てみましょう。

例)
友人 「この服どうかな?」
あなた「いいと思うよ。流行に敏感だね(似合ってないけど・・・)」

親しい友人であれば本音を話せる時もあります。でも親しい間柄でなかったすると、本音を伏せて建て前を述べることが多々あります。その方が相手を傷つけることなく、コミュニケーションも円滑に進む場合があるためです。

ただあまりにも建て前が蔓延ってしまうと、本当はどう思っているのか分からなくなってしまいます。また建て前社会が一般的である日本ではいいですが、海外の方からは信用できない、または嘘つき呼ばわりされてしまうこともあります。

本音と建て前をうまく使い分けるために

建て前をあまりにも使いすぎてしまうと、仕事においては非効率を生んでしまいます。また、上司を変に建ててしまうと、全く別の方向に話が進んでいくこともあります。

そのような建て前は、日本の悪しき習慣だと思います。とくにリモートワークだと日々の業務はそれぞれがバラバラの場所で行っていることも多いため、建て前ばかりではより非効率になりがちですし、相手の考えをよむことができなくなってしまいます。

ただ親しくない相手といきなり親密な内容を話すことはなかなかできないものですし、まわりくどくなったとしてもコミュニケーションを円滑に進めるためには建て前が必要な場合もあります。そのため、本音と建て前をうまく使い分けることが大切です。

まとめ

建て前はコミュニケーションを円滑にするために必要なスキルです。ただ、状況によっては本音を伝えることが必要なときもあります。

間違っていると思ったときは、間違っていると素直に伝えることも大切です。そのような場合は建て前で話をせず、仕事でもプライベートでも本音でぶつかり合う必要があると思います。否定したことで相手が気分を害したとしても、話した後にしっかり相手をフォローすれば問題ないと思います。

うまく使い分けることができれば苦手な相手とも良好な関係を築くことができます。私自身も日々のコミュニケーションを見直し、苦手な意見を述べることを克服していきたいと思います。

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