食生活が仕事の効率に関係する?!今日からランチを工夫してみよう!

仕事が忙しい時って、食生活が適当になりがちですよね。私もよく、残業で遅くなった日の夕飯は、コンビニ弁当や深夜営業のスーパーで見つけたお惣菜で済ませてしまったりします。また酷い時には、疲労が溜まって寝坊してしまい、朝食を抜く、なんてことも。しかし、日頃食べているものは、私たちの体に関係するだけでなく、実は仕事の生産性にも大きな影響を与える可能性があるのだそうです。

なぜ眠くなる?食事と身体のメカニズムの関係①

例えば、仕事の合間にランチを食べたあと、とても眠くなることがありますよね。栄養学者のロビー・クラーク氏によると、これはごく自然なことなのだそうです。いくつか原因はあるものの、主な理由としては、今さっき食べたものを体内で消化しているからなんだとか。

もう少し詳しく説明すると、私たちの体は正常に機能するためにエネルギーを必要としますよね。そのエネルギーは食べ物から得られるわけなのですが、食べ物をエネルギーとして使えるように分解することも、もちろん私たちの体内で行われています。この消化作業がランチの直後には体内で忙しなく行われているため、仕事に使うはずのエネルギーが、食べたものを消化するための活動に使われてしまっている、というわけです。

たっぷりとボリュームのあるのランチを食べてしまったときほど、食後に大きな睡魔の波が襲ってくる、ということが多いですよね。それは、体内での消化作業がより大変になってしまっているからだそうです。

なぜ眠くなる?食事と身体のメカニズムの関係➁

またクラーク氏によると、食後に眠くなるもうひとつの理由は、特定の食物を食べた際に分泌されるインシュリンの量と関係があるといいます。そのメカニズムを詳しく説明すると、インシュリンはそもそも、幸福感や眠気のホルモンを引き出す効果があり、特に糖類を摂取した後は膵臓からインシュリンが分泌されます。摂取された糖分はここで変換され、最終的に血流に乗って体内をめぐることになるのだそうです。

しかし多量に糖類を摂取した場合、よりたくさんのインシュリンの分泌が必要になります。インシュリンの過剰な分泌は、必須アミノ酸のトリプトファンを脳内へと送ってしまいます。このトリプトファンは脳内へとたどり着くと、セロトニンとメラトニンという眠気を引き起こす神経伝達物質の生成を増加させてしまうのだそうです。

こういった一連の体内のメカニズムによって、糖類の過剰な摂取は食後の眠気へと直結してしまうようです。

ランチ後の生産性を下げないために!避けるべき食べ物

食べ物は同じように体内で消化されるものの、すべての食べ物が糖類・炭水化物と同じような効果をもたらすわけではない、とクラーク氏は言います。

公認栄養士のジェマ・オハロン氏もクラーク氏と同じ見解で、ランチで摂取した炭水化物の量が、その後の眠気に影響すると主張しています。炭水化物は、たとえばパンやパスタ、ごはんやじゃがいもに含まれます。こういった食物は、私たちの気分を上げてくれる効果もありますが、その反面、眠気を引き起こす効果もあるのです。

また、タンパク質を多く含む食べ物、ほうれんそうや大豆、たまご、チーズ、豆腐、魚などといった食べ物は、トリプトファンを多く含むため、眠気につながりやすいそうです。そのため、これらの食材を含むものはなるべく避けるか、摂取量を抑えることがおすすめです。

さらにパンやサンドイッチをランチにする場合は、白いパンよりも全粒粉パンや穀物を多く用いたパンを選んだ方が、眠気が起こりにくいのだとか。

これらのポイントに注意しながら、栄養バランスの良いランチを選ぶようにしましょう。

より仕事の効率をあげるために


ランチで炭水化物や糖類、タンパク質の摂取を控えることがおすすめとご紹介しましたが、これを常日頃実践することは難しいというのも現実です。生産性を上げるためとはいえ、食べたいものを我慢しストレスが溜まってしまっては元も子もありません。

クラーク氏がお勧めしているもう一つの方法、それは毎食きちんと腹八分目を意識することです。朝食を抜いてしまった日の昼食は、ボリュームのあるランチをお腹いっぱい食べたくなってしまいますよね。しかし、それこそ睡魔の元です。

朝食もしっかり欠かさず食べ、1日3食、胃の具合に意識を向けながら、気持ちの良い満腹感のところで箸を止めましょう。そうすることで、食後の眠気を防ぐことができるだけでなく、肥満の防止にもなるので一石二鳥ですよ。

一日の真ん中に位置するランチタイム。ちょっとした工夫で午後の生産性が上がる可能性があるのならば、試してみる価値は十分ありそうです。

 

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